【結論】間違っててもいいから、目的を決めて取り組めば気持ちが楽になる
【課題】自分がやっていることが意味があるのか、不安を抱えて仕事をしていて辛い
仕事中、自分がやっていることが意味あるのかな?間違っていないかな?って心配になることがありませんか?
自分はそういう時、上司に何やってたのって聞かれても、すぐに答えられないし、説明しても、いやそれ意味あるの?って言われちゃいます。
これが繰り返されると、何やってる時でも不安に駆られてしまい、作業効率が落ちる、結局仕事が遅れていくという負のループの入ってしまいます。
【要因】目的を間違えないために、目的を明確にしないから
要因を深掘りしてみます。
目的を明確にしていないこと(理由は?)→目的を抽象的に大きく設定すること→目的を間違えないようにすること→自分が失敗したという証拠を残さないようにすること→自分が失敗して、人に下に見られることが怖い
となります。自分が失敗することを認められないんですよね。
目的を抽象的に設定しておけば、大きな目的がミスっていることはありません。ただし、仕事を進めることもできません。
例えば、自動車部品メーカで製品開発をおこなっているとして、現行の部品を他社向けに開発するとします。設計者の目的として、大きすぎる目的は、「他社向けに開発をするときの課題を抽出する」です。これだと、具体的にどうすればいいのかわかりません。課題と言われても、いろいろあるはず。設計の課題?開発の課題?コストの課題?なんのこと言っているの?ってなります。この目的だと行動がわからないんです。
【対策】間違っててもいいから、明確に決める
明確な目的とは例えば下記。
「現行の車と他社の車では、販売される国が異なり使用環境が変わるため、同じ設計では品質を保証できないと考え、使用される環境(気温、湿度、路面状況、人間)の違いを明確にし、課題を抽出する。」
こうすると、設計のことを心配してるんだね。確かに同じ設計だとヤバそうだよねと認識できます。やることも明確で、まずは、環境項目をリストアップし、その後現行と他社の内容を埋めていく、そして、その差分から新たな課題がないかを確認していく。と行動に繋がります。
間違っていてもいい。と書いているのは、間違っていていも明確であれば、次につながるからです。
上司に目的を伝えたとして、上司は明確な目的なら間違っていることを具体的に指摘できますよね。そうすれば、修正し、次に繋げられます。最悪なのは曖昧な目的を伝えたとき、上司がじゃあ何をするんだよ君は?ってなっちゃうことです。こうなると上司は、苛立っちゃいます。上司は、間違っててもいいので、自分が認識できるものを示して欲しいんです。そうすれば、修正できますからね。
これができると、気持ちが楽になります。上司に目的を聞かれてもすぐに回答できますし、さらに間違っていても上司が修正してくれます。(上司が怒るのは何を目的としているかわからないときであり、間違っていても明確な目的を持っている人を怒りません。修正できるからですね。)
【結論】間違っててもいいから、目的を決めて取り組めば気持ちが楽になる
以上。