【結論】具体的で定量的な数値がわかる状態で議論する
【課題】議論をしても次の行動に繋がらない
議論をしていても、なんか噛み合っていないな。
考えがま止まらず、議論が進んでいる気がしないなって思うことはありませんか?
なんか、この人と話が噛み合わないなとか、
こいつ、全然違う部品の話してるやんけとか、
自分自身も、あれ?今なんのことについて話をしているんだっけとか思ってしまったり。。。
【要因】議論が空中戦になっているから
例えば、ある電子部品の入力される電圧に対して、壊れないのか?を議論するとき、
みんなが異なった認識のもと議論してしまうことがあります。
《入力電圧についての認識のばらつき》
1、一定の電圧がかかり続けるシーン
2、瞬間的に大きな電圧が掛かるシーン
3、電圧が低すぎてそもそも部品が作動しないシーン
《壊れる部位》
1、コンデンサが壊れる
2、電源ICが壊れる
など、色々認識が異なる場合があります。
全体でどれだけシーンがあるのか?
今、なんのシーンについて議論しているのか?
どこが壊れることを心配しているのか?この認識がずれたまま議論しても全然進みません。。。
【対策】みんなが同じ認識を持った上で議論できる状態にする
対策は、みんなで同じものを見て議論できる状態にしてから、会議をスタートさせることです。
具体的には次の資料を用意します。
①部品の全体図
②今回懸念しているシーン
で、議論するときは
1.目的の確認
2.①を使って議論する対象を共通認識
3.②を使って心配していることは何個あって、まずは何から議論するかを明確にする
4.①を使いながら具体的には何を心配しているのか?どこを心配しているのかを説明
5.議論する
みたいな感じです。
こうすれば、みんなで同じことについて考えられるので、進む力がアップします。
みんなで同じものを想像して作業できるようにすることが大切ですね。
【結論】具体的で定量的な数値がわかる状態で議論する
以上。