自分の言葉はグラフに書けるのか?

【結論】定量的な言葉かどうかは、グラフを描けるかでチェックする

【課題】自分の文章が定量的なのかわからない

これには、いつも悩まされます。自分の中では、定量的な文章を書いているつもりでも、いざ、上司がチェックすると、定量的でないから何もわからないと言われることが多々あります。

自分で書いた文章って、なぜか定量的な文章になっているかの判断が難しいんですよね。

人が書いた文章をチェックするのは簡単なのに、、、不思議に思っていました。

【要因】自分が書いた文章は、自分の頭のイメージで補完して理解するから

自分の書いた文章をチェックするのが難しいのは、自分の文章は、自分の頭の中に残っているイメージで補完をしてしまうからです。たとえ不足があっても、頭で補完しちゃうから気付けない。

簡単な具体的に例を挙げますと、

「新製品の扇風機は従来のものより重いため、軽量化の対策が必要」と自分で書いたとします。

書いた本人は、新旧の扇風機を実際に持っているため、どの程度の重みの差があるかをイメージとして持っています。「結構重くなってるから、軽量化が必要だな」と思って文章を書いています。

だから、伝わるだろうと思ってしまいます。

でも、初めて文章を見た人には、全くわかりませんね。10g増なのか、500g増かわからないわけです。

10gだったら、気にするほどでもないので、対策不要と判断したり、500gなら何かしら軽量化の対策が必要だなと考えるとかできますが、定量的でないから判断できません。

【対策】頭の中のイメージ→文章→グラフの変換ができるかどうか確認する

対策としては、文章をグラフにできるかどうか確認してみることです。

先ほどの文章の場合は、グラフに表すことができません。

これで気づけるわけです。

文章を定量的にするなら、「新製品の扇風機は従来の2.5kgより500g重い3kgであるため、軽量化の対策が必要」となります。

グラフに書けますね。そして、初めて見た人も文章を書いた人と同じイメージを持つことができます。

もっと突っ込むと、500g増だとなぜ軽量化が必要なのか?理由がわからないと言われると思います。そこで、文章を追加します。

「新製品の扇風機は従来の2.5kgより500g重い3kgである。人間が重量増を感じる+300gを超えているので、軽量化の対策が必要」

そうすると、グラフにも現れますね。対策をしなくてはいけない理由も定量的に明確になりました。

いい感じです。

【結論】定量的な言葉かどうかは、グラフを描けるかでチェックする

以上。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です