アクションプランの粒度

【結論】アクションプランは、人間が把握できる粒度でまとめる

【課題】アクションプランに対して上司のOKが出ない

プロジェクトのアクションプランを作成しても、上司のOKが出ないことはありませんか?

私も、一生懸命タスクを出してみても、何をすればいいのかよくわからん!と言われて突き返されることがあります。

頑張ったのに、アクションプランにOKもらえず。アクションを進めていくこともできない。。。

プロジェクトが進まないこともストレスになってしまいます。

【要因】人間が把握できる粒度でタスクがまとめられていないから、上司が判断できない

要因は、アクションプランを適切な粒度でまとめられていないことにあります。

細かいタスクは、出そうと思えば無限に抽出できます。

モータ制御のPゲインとい定数を決める。と言っても、理論的に設計して、試験をしてみて、試験結果をまとめて、まとめるときに、グラフの縦横軸を決めて、グラフを書いて、グラフの色を決めて、、、

細かくすれば、いくらでもタスクは出てきます。

でも、上記のタスクを1000個書いたとしても、それでOKかはわかりませんよね。1000個全部チェックするんかい!ってなってしまいます。人間では判断できないのです。

【対策】人間が把握できる粒度でタスクをまとめる

みんなで共有する計画に細かいタスクを書きすぎても意味がないんです。共有する計画の目的は、作業者が抜け漏れなく作業を実施すること。ではありません。プロジェクト全体で見たときに、抜け漏れがないか?遅れはないか?遅れがあるときはどうやって挽回するか?を検討することが目的です。

だから、「モータ制御のPゲイン設計」と一言で理解できる言葉で括ってあげて、人間が理解できる粒度にしてあげます。その粒度で抜け漏れがないことを確認していきます。そして、遅れがないか?を把握するための粒度で、中身のタスクを書いていきます。こう考えると、グラフを作るってのは、作業者の細かい作業に過ぎず、プロジェクト全体の進捗を確かめることができるタスクではありませんよね。

具体的に書くと下記のような感じ。人間が理解できる粒度で書きます。より細かい作業は、共有するアクションプランではなく、個人のノートや、エクセルに書きましょう。

【結論】アクションプランは、人間が把握できる粒度でまとめる

以上。

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